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|2024年度|

【イベント出展】青少年のための科学の祭典2024 高知大会

2024-12-01
すこし寒くなってきた12/1(日)に四国の高知大学で“青少年のための科学の祭典”が開催されました。 
2019年に初めて出展し、昨年に続いて今年で3回目の出展となります。

当日は晴天に恵まれ、たくさんの子どもたちがきてくれそうな予感‥‥

ただ、会場の準備は当日の朝に実施という慌ただしいスケジュールでした。
雲はありましたが、キレイな青空!
慌ただしい朝でしたが、何とか無事に設営完了!
昨年とは異なり、今年は開場と同時に次々と親子連れが参加してくれ、終始大盛況でした。
そのため、360度カメラのプログラムとしては1日あたりの体験者数としては、最多の83人の子どもたちに受講していただきました。

カメラの基本的な仕組みについて、実部品を見せ、かつ人間の身体の一部に例えながら、レクチャーしていくと、子どもたちも理解が早いようでした。
 
積極的に答えてくれる子どもたちに、キャラバン隊も笑顔になってしまいます。
カメラオブ・スキュラの体験ではスクリーンの花だけでなく、いろいろなモノを見ている子どもも数人いて、「見るものすべてが逆さまに見えるぞ~。へぇ~」とあちらこちらから聞こえてきました。
お手伝いいただいた現地のリコージャパン高知支社の皆さん
緊張気味の子どももいましたが、360度カメラに慣れてくると楽しんでくれてキャラバン隊も一安心
3人組の女の子たち、360度カメラを指で囲んで撮影
とてもキレイに撮れたようで、笑顔で写真を眺めています
こちらの仲良し3人組の女の子たちは、流行りのポーズで360度カメラを囲み撮影。どのように写るのか試行錯誤して撮影していました。
お手伝いいただいた社員ボランティアたちも子どもたちと楽しく交流していて、和やかな雰囲気のままイベントが終わり、11月から毎週のように続いた遠征は終わり、これで年内の科学イベントの全日程が終了しました!
社員ボランティアも笑顔で子どもたちと写真撮影!
キレイな青空の中、360度写真を撮影すると映えます!
活動結果
◆参加者数
 83名

子どもたちからは、「カメラの仕組みについて楽しく学べてよかった」や「逆さまに見える黒い箱がおもしろかった」「すべてを写せる360度カメラがすごいと思った」など楽しんでくれました。
保護者の方々からも、「わかりやすくカメラの仕組みについて学習し、クイズや逆さまにみえる不思議なカメラ体験など楽しくできたのですごくよかった」などありがたい感想をいただきました。

【イベント出展】第12回 青少年のための科学の祭典 富士山大会 in ごてんば             御殿場市民会館@静岡県御殿場市

2024-11-17
福井遠征から帰京した翌週末の11/17(日)は、静岡県御殿場市の市民会館で開催される“青少年のための科学の祭典 富士山大会 in ごてんば”に出展するために、御殿場市へ遠征。
 
雄大な富士山の麓にある御殿場市は、いくつかのポイントからその美しい景観を拝むことのできる素敵な場所です。
 
現地を管轄するリコージャパン神奈川支社 東静岡営業部から7名の社員ボランティアがお手伝で参加してくれました。
当日は天気もよく富士山がキレイ!
参加いただいた社員ボランティアの皆さん
出展するプログラムは定番の“360度カメラとあそぼう!”。
リコーの360度カメラを体験して御殿場の子どもたちがどのような反応をしてくれるのか、とても楽しみにしながら会場へと向かいます。

リコーブースはメイン会場から少し離れた場所にある地下1F。
そのため、子どもたちが来場してくれるのか不安でしたが、開始直後からたくさんの方が来場してくださり、幸先のよいスタートとなりました。

今回は市政施行70周年だからということでしょうか・・・、市長をはじめ主催事務局の御殿場市教育委員会の方々、学校の先生などいろいろな方がいらしてくださり、360度カメラに興味津々の様子で話しを聞いてくださっていました。

イベント開始直後は順調なすべり出し
市長や教育委員会の方々にも興味をもってくださったようです
他の会場でも実施しているとおり、カメラの基本的な仕組みについて実際の部品を見せながらその役割について説明していきます。
レンズやICチップが人間の身体に例えた場合、どの部分にあたるのか考えてもらいながら話すと、子どもたちもわかりやすかったのかうんうんと頷いでくれていました。
 
ICチップは人間でいうと脳みそ・・・考える部品だよ
「これがICチップです!」と自信たっぷりに答える子どもたち
写すものが上下左右に反転して逆像に見えるカメラオブ・スキュラの体験で、ツカミはOK!
360度の世界には、子どもたちだけでなく保護者の方々も大興奮!
どうなっているんだろう?とレンズを不思議そうに眺める子どもたち
 周りのもの全て写っているから、上下左右動かしてみてね~
印刷する様子が見えるように改造したプリンタに興味津々の女の子
最終回はたくさんの子どもたちに力をもらって全力でレクチャーしました!
イベントも終わりごろに差し掛かると、メイン会場のブースを一回りしたのでしょうか・・・たくさんの子どもたちがリコーブースにきてくれて、キャラバン隊はてんやわんやでうれしい悲鳴でした!

小さい子どもが多かったのですが、保護者の方々と一緒に楽しんでいる様子が印象的でした!

御殿場の子どもたち、また会いましょう!
活動結果
◆参加者数
 55名

子どもたちのみならず保護者の方々も360度カメラやプリンター、超単焦点プロジェクターなどの仕組みに興味をもってくださり、実物を触りながらその仕組みについて質問してくださいました。

こちらのイベントの主催事務局でもある御殿場市教育委員会様とリコーは連携協定を締結している関係もあるので、今後は市内の学校と連携した探究型授業ができないかと考えています。


  

【イベント出展】青少年のための科学の祭典2024 福井大会                       エンゼルランドふくい(福井県児童科学館)@福井県坂井市)

2024-11-09
秋晴れの清々しい日となった11/9(土)、福井県坂井市のエンゼルランドふくい(福井県児童科学館)で“青少年のための科学の祭典2024 福井大会”が開催されました。
 
こちらの会場では、昨年同じ時期に単独イベントとしてサイエンスキャラバンを開催していますが、今年はより多くの来場者が見込める科学の祭典へ出展することに。

福井駅から15分ほど向かった先にある春江駅。
そこから2km離れた場所にある大きな科学館が今回の会場です。

現地のリコージャパン福井支社からは、支社長を含め午前と午後にそれぞれ6名ずつ計12名が応援に駆けつけてくれ、万全の状態での運営をすることができました。 
春江駅・・・とても古風な雰囲気です
科学館は大規模修繕工事中でした
午前中に参加いただいた社員ボランティアの皆さん
午後に参加いただいた社員ボランティアの皆さん
出展プログラムは“コピー機の秘密をさぐれ!~光と色の3原色~”。
色に特化して学習する内容で、カラーコピーされる際は、光の3原色を利用して原稿を読み取り、それを色の3原色に変換して出力されることを、実験を通して楽しく学ぶプログラムです。
 
基本的な光の3色である赤・緑・青を重ねて作られる色について、3色の懐中電灯を使って実験してもらいました。
3つの光がすべて重なると白になることも、実験して目で見ることで理解を深めていただきます。

光の3原色を利用して原稿を読み取った後は、色の3原色に変換して出力・・・ということで次は色の3原色の実験になります。
 
色の3原色とはシアン・マゼンタ・イエローで作られる色のこと。
そして3色がすべて合わさると黒っぽい色になります。
コピー機ではこの色をしたトナー(粉のインク)が使われていますが、もう1色・・特別にブラックが使われています。
これは完全な黒という色を作るのが、難しいからです。
 
・・・ということで、次はコピー機の中で使われているトナーを観察してもらいました。
 
空気を含むと膨張するという不思議な特性があるようで、みんなでシャカシャカ!

振った後のボトルをよく見ると、量が増えているのが面白いと思ってくれた子どももいました。
 
続いては、この4色のトナーを使ってどのようにたくさんの色を出しているのか・・・色重ねの実験です。
絵を描く時は、絵具で色を少しずつ混ぜながらいろいろな色を作りますが、コピー機では、4色を重ね合わせています。
 
これも実験をして実際に確認いただきます。
 
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのそれぞれの色で印刷された透明のOHPフィルムを順番に重ねていきます。
4色の色それぞれで印刷したOHPフィルム   重ねていくと・・・たくさんの色が出てきて原稿と同じように・・・
 
最後は・・・・どのように色が塗られているのか、マイクロスコープ(顕微鏡)で確認していきます。
よく見ると点が打たれていることがわかります こちらはコピー機の目と呼ばれる部品を拡大!
 
マイクロスコープの実験では、科学館で作成された印刷物などいろいろなモノを拡大して見てもらいました。
 
中でも、コピー機の目を拡大した時に見える、青・緑・赤の小さいフィルターに子どもたちだけでなく保護者の方も興味深く見入っていたようです。
 
普段、何気なく使っているであろうコピー機のカラーの秘密を知って、キラキラした子どもたちの目が印象的でした。
 
こちらの科学館は福井県坂井市内にありますが、この坂井市と現地のリコージャパン福井支社とは連携協定を締結しているので、今後も何らかの形で関わることになりそうです。
 
坂井市の子どもたち、またお会いしましょう!
活動結果
◆参加した体験者数
 58名

子どもたちからは、原稿とカラーコピー、、、パっと見だと全く同じように見えるけど、拡大するといくつもの点が打たれていることを知れて楽しかったとうれしい感想をいただきました。

【探究型授業支援】 東京都狛江市立緑野小学校 4年生

2024-10-22
 東京都狛江市の閑静な住宅街の中にある緑野小学校は、今年で開校20周年を迎えました。
リコーのプログラムが狛江市内の学校で実施されるのは初めてです。

 
 
【学校】               東京都狛江市立緑野小学校
【学年・人数】    小学4年生(4クラス)・107名
【開催日】            2024年10月22日(火) レクチャー(リコー主導)
           2024年10月23日(水)~11月27日(水) 子どもたちの探究タイム(先生主導) 
         2024年11月28日(木) 子どもたちの発表(リコー聴講、コメント)
【プログラム名】   360度カメラとあそぼう!
【探究テーマ】      理科:「植物の成長、季節の変化」について ~すずしくなると~
 

1)授業の様子
  レクチャー日、いつもと違う授業内容に どのクラスの子どもたちも、緊張と新しいことへの期待が入り混じった
      表情で理科室に集まってきました。
  レクチャーでは、デジタルカメラの部品を見ながら仕組みについて学びます。質問を投げかけ、クイズも交えながら
      子どもたちに答えてもらいます。やりとりをする中で子どもたちの緊張も徐々にほぐれてきました。
2)体験の様子
  360度カメラを使った撮影体験では、社員ボランティアと一緒に場所やポーズを工夫し、子どもたち自身の発想を
      活かしながら楽しんでいました。
  また、普段活発ではない子が積極的に取り組んでいる様子に、先生方も新たな気づきがあったようです。
  カメラの操作が慣れたところで、この後は2週間のカメラ撮影と探究発表の準備です。
場所やポーズを工夫しながら撮影
初めて使う機材に戸惑いながらも     ボランティア社員と一緒に体験

3)発表の様子

  「すずしくなると」のテーマをもとに伝えたいことや選んだ理由について発表します。
  発表の仕方も各グループで工夫されていました。

  例えば話し方については、「ゆっくり話す」 「大きな声でみんなに聞こえるように話す」 だったり、わかったことについては、「気づいたこと」や

  「季節の変化」、「葉っぱ、虫などの視点」からも調べていたことを話しました。

  360度で撮影した1枚の写真から、子どもたちは葉っぱだけでなく周囲の環境について広い範囲で観察し、季節の微妙な変化に気づいて

  いました。360度カメラの良さを活かし、葉っぱの色合いや、空に広がる雲、虫の様子について、たくさんの発見があったことを上手くまとめて

  発表していました。

 

このように、体験を通して短い期間にもかかわらず伝えたいことをまとめ、発表の練習を重ねながらプログラムを無事に終えました。特に発表では、相手への質問や関心を示し、褒め合う姿も見られ、素晴らしい場となりました。


【活動結果】

■参加者数 107名■

 

子どもたち、先生方に、楽しく360度カメラの体験をしていただきました。

 

リコー・サイエンスキャラバンはこれからもリコーグループのリソース(製品・技術・人材)を利活用し、科学の楽しさを伝え続けていきます。

【探究型授業支援】千葉市松戸市立第二中学校 特別支援学級

2024-09-27
2年生を対象に実施した探究型授業ですが、2日後の27日には、特別支援学級でも実施。

 

通常学級と同様に特別支援学級の子どもたちにも、サイエンスキャラバンの探究型授業を体験してもらいたいと思い
先生に提案したところ、“ぜひ、実施したい”とおっしゃってくださり、実施する運びとなりました。

 

今回、社員ボランティアとして参加していただく方は、本中学校の卒業生です。

特別支援学級での実施についてお話したところ、“ぜひ、参加したい”と返事をくださったので

参加していただくことになりました。

 

探究テーマは“学校紹介を作ろう” です。

【授業の様子(9/27)
  デジタルカメラの基本を学習し、見るものが上下左右逆像に見えるカメラオブ・スキュラの体験、
  動物の視野の3択クイズなど、わかりやすく丁寧に説明していきます。
真剣にレクチャーを聞いている子どもたち
動物の視野の3択クイズで手を挙げる子どもたち この頃にはだいぶ緊張もほぐれてきたようで・・・
開始直後は緊張していた子どもたちでしたが、動物の視野3択クイズの頃からは、次第に緊張もほぐれてきたようで手を挙げたり質問に回答してくれたりと積極的になってきたようでした。

先生にフォローしてもらいながら、カメラオブ・スキュラの体験をする子どもたち
みんなで話あいながら、撮影体験する子どもたち
参加した社員ボランティアからは、”社会貢献活動としてリコーがどのような趣旨で活動しているのか良くわかった”
”リコー製品を利用して先生、子どもたちに興味を持っていただいて授業に参加しているのを肌でつかめた”
とうれしい感想をいただきました。 

 

それが自分の卒業した学校、母校なら喜びもひとしおだったのではないかと思います。

参加していただいてよかったなとキャラバン隊もカンゲキ。

 

終わった後のアンケートでは、全員が”もっといろいろな実験をしてみたい”と回答してくれました。

特別支援学級の子どもたちにも、科学の楽しさがうまく伝わったようです。 

カメラ部品を興味深そうに手にとってカメラ部品を興味深そうに手にとって、 観察する子どもたち、、、、先生も!
【発表会の様子(10/11 
  発表は、2年4組と合同で実施されました。
 
撮影の流れなどのポイントをパワポに反映させ、わかりやすくまとめられていました!
緊張しながらも、一生懸命に各教室を紹介する特別支援学級の生徒…がんばりました!
【その後】 
  探究型授業を市内の学校に広めたいと考えていた先生のお取り計らいで、11月7日に新松戸南中学校で
  開催された研修会(市内の公立小中学校の理科教員が集まって情報交換等をする場)で
    サイエンスキャラバンについて紹介してきました! 
 

  数名の先生から、”いろいろな場面で使えそう”との声をいただき、その場に参加されていた

    市内の校長先生・教頭先生も数名が、興味を持ってくださり、”名刺いただけますか?”と

  お声がけいただきました。 

 
  今後、松戸市内の小中学校へ広がることを願いながら帰路についたキャラバン隊でした。 
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