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2024年度

【イベント出展】青少年のための科学の祭典2024 全国大会                  (科学技術館@東京都千代田区)

2024-07-28
毎年7月末に”青少年のための科学の祭典 全国大会”が開催されます。
リコー・サイエンスキャラバンは今年も7月27日と28日の2日間、このイベントに出展いたしました。
 
こちらのイベント、1992年に第1回目が開催されたのですが、サイエンスキャラバン発足時の2007年から皆勤を続けており、今年で16回目となります。(コロナで中止になった時を除く) 
また会場である科学技術館はその建設資金の一部をリコーが寄付支援させていただくなど、管理している公益財団法人 新日本科学技術振興財団様(本イベントの主催者様〉とは深いつながりがあります。

コロナで一部制限されていた昨年度とは異なり、今回は制限のない大会となりました。
キャラバン隊もなるべく多くの子どもたちに体験していただこうと、手ぐすね引いて待ちかまえます。
出展プログラムは昨年同様の“360度カメラとあそぼう!”。 

360度カメラというフレーズに惹かれてやってきたのでしょうか、最初に来場してきたのは数名の高校生。 
リコーブースは入場口から順番に回ると一番奥になるのですが、まっすぐリコーブースを目指してやってきたようでした。
カメラの部品を興味深く手にとって観察する高校生たち

普段目にすることがそれほどないと思われる
“イメージセンサー”や“ICチップ”などのカメラ部品や
“2分割されたカットモデルカメラ”を手に触って見てもらうと、高校生も驚いたようです。


ツカみはOKとなったところで、360度カメラ“RICOH THETA”に触っていただき、いろいろ工夫しながら撮影を楽しんでいただきました。
何が見えるのか…ドキドキしながら除く高校生たち…
360度イメージ写真をタブレットで上下左右にくるくる…
午後からはスーパーサイエンスハイスクール指定校の生徒さん2名も加わり、子どもたちとの交流を積極的に楽しんでいただきました。
子どもたちと一緒にレクチャーに参加するSSHの生徒たち
床に置いて撮影したらどんな感じになるんだろうね~?

今回、2日間で定員112名のところ、それを上回る参加希望がありました。
できるだけ多くの子どもたちに体験してもらいたいと考え、社員ボランティアの受入体制が整っていることを確認したうえで、より多くの子どもたちを受け入れました。
おかげ様で2日間で175名の子どもたちに参加していただくことができました。
カットモデルのカメラを2つに割ってきました~!
昨年も参加して楽しかったのでまた来ましたって言ってくれた中学生5人組
高い位置から…はい、ポーズ!
クルクルまわる360度写真に子どもたちも保護者たちも興味深々!
黒い箱を覗くと何が見える?
ゆっくりクルクルと回してみてね~!
キャラバンメンバーも含めて運営スタッフ一同疲れた様子でしたが、終わった後は、清々しい笑顔でした。

その後のブース運営に協力してもらったボランティア社員に回答してもらったアンケートでは“子どもたちの笑顔に癒された”、“会社の業務以外でも役立ちたいという思いから参加したが、久しぶりに充実感があった”、“また機会があれば参加したい”などうれしい感想をいただき、キャラバンメンバーもうれしいです。
 
子どもたちや保護者の方々はもちろんのこと、お手伝いいただいたリコーグループ社員もみんな笑顔で満足したイベントとなりました。

“来年度はどのような子どもたちに会えるかな…”と思いを馳せながら会場を後にしたキャラバン隊でした。
活動結果
【参加者数】
 7月27日:78名
 7月28日:97名
   合計:175名

175名の子どもたちとその保護者あわせて300名以上の方々に360度カメラ”RICOH THETA”を体験していただきました。
7月27日にご協力いただいたリコーグループ社員とスーパーサイエンスハイスクール指定校の生徒さんたち
7月28日にご協力いただいたリコーグループ社員

【イベント出展】馬三わくわくサマースクール                          (大田区立馬込第三小学校@東京都大田区)

2024-07-25
(株)リコーの本社向かい側にある“馬込第三小学校”。
こちらの学校では7月20日から夏休みです。
夏休みが始まってすぐ7月25日に“馬三わくわくサマースクール”が開催されました。
 
こちらのイベントは…大田区教育委員会が区内の各学校に依頼しているもので、体験活動の充実を図りつつ、
子どもたちの個性や能力を伸ばすことを目的とした夏休み特別企画となります。
 
リコー本社の目の前のご近所さんということもあり、6月に「おおたの未来づくり」に関連して6年生を対象に実施した
探究型授業に続いて、リコー・サイエンスキャラバンに出展要請をいただきました。
 
出展プログラムは“コピー機のひみつをさぐれ!~光と色の3原色~”。
コピーする時、コピー機の中でどのように原稿を読み取り、どのように出力印刷されるのかを分かりやすい説明と実験で学習していただくプログラムです。
昨年度3月に実施して以来だったため、機材準備を入念に実施し、当日を迎えました。
コピー機で原稿を読み取る時は、
光の3原色(RGB…レッド・グリーン・ブルー)が利用されていること、”コピー機の目”と呼ばれる部品には
実際に赤・緑・青のフィルターが入っていることをマイクロスコープ(顕微鏡) で確認すると
子どもたちだけでなくサマースクールの運営に携わっている先生たちやPTAの方々もびっくり!
 
子どもたち以上に真剣な顔をして話を聞いて、実験の様子を見ていたのがとても印象的でした。
光の3原色については、知っている子どもたちもいたようですが、復習する形で赤、緑、青の3色それぞれのセロファンを添付した懐中電灯の光を重ね合わせる実験であらためて理解を深めていただきました。
 
参加した馬込第三小学校の子どもたちは、小学3年生と4年生が多く、実験で再確認できたことで喜んでいたようです。
印刷する時は光の3原色で読み取ったデータを色の3原色(CMY…シアン・マゼンタ・イエロー)に変換して出力されます。
 
コピー機で実際に使われているトナーと呼ばれる粉のインク(CMY3色+ブラック)を見てもらってから、それぞれの色でコピー
されたOHPフィルムを重ねて原稿と同じようになることを視覚的に理解していただきました。
 
またカラー印刷された部分を顕微鏡で拡大し、4色の点が打たれていることも合わせて確認、理解いただきました。
午前中の2回のみの実施でしたが、受講いただいた子どもからは“このプログラムをきっかけに色について興味を持った”、
“体験しながら勉強ができるのでもっとこのような機会を増やしてほしい”などうれしい感想をいただきました。
 
こちらの馬込第三小学校様とは、ご近所さんということもあり今後も長くお付き合いすることになると思うので、
次は他のSDGsに関連したプログラムでもお役立ちできればと考えています。
活動結果
お手伝いいただいたリコーグループ社員
【参加者数】
 25名

25名の子どもたちに、光と色の3原色を理解していただきました!

平日でしたが、6名のリコーグループ社員にスタッフとしてお手伝いいただきました。

【イベント出展】戸田市サイエンスフェスティバル2024~子ども大学とだ~                   (埼玉県戸田市立芦原小学校)

2024-07-20
7/20(土)に埼玉県戸田市内で開催された“戸田市サイエンスフェスティバル2024~子ども大学とだ~”にリコー・サイエンスキャラバンを出展しました!
昨年に引き続き、戸田市教育委員会様からの要請で2年連続の出展となります。

会場は北戸田駅から徒歩5分ほどの場所にある芦原小学校で、出展プログラムは定番の“360度カメラとあそぼう!”です。
動物の視野のクイズ。実際に量手を広げるとどこまで見えるかな~?
午後3回のみの実施でしたが、各回定員オーバーの計35名の子どもたちが参加してくれました。
いつものようにカメラの中にある実際の部品を観察しながらのカメラの仕組みの学習や動物の視野のクイズ、写すものが上下左右に反転して見える不思議なレンズ体験など、子どもたちだけではなく保護者の方も楽しめる内容でレクチャーを進めました。

カメラを二分割にしたカットモデルを見せると、子どもたちだけでなく保護者の方々も驚きのあまり目を丸くしたり 、動物の視野のクイズからカメラのレンズの話に入る流れでは、うんうんと頷いてくれる子どもたちや保護者の方々もいて、毎回歓声があがっていました。
カメラの部品にみんな、興味津々・・・
カメラ・オブスキュラでチューリップの花を見ると、どんな風に見えるかな?
ご協力いただいたリコーグループ社員の皆さん
スタッフはキャラバンメンバー2名に加え、ボランティアとして参加してくれた7名のリコーグループ社員の計9名。
初めて顔を合わせた社員たちでしたが、子どもたちにを体験してもらいたいという志は一緒です。
ひとつのチームとして、定員より多い子どもたちへの対応など、大きなトラブルなく無事に終了することができました。

参加してくれた子どもたちには参加賞として一人ひとりの顔を写真撮影し、それを缶バッジにしてお土産としてお渡ししているのですが、写真の明るさや大きさの調整、缶バッジの出来栄えなどボランティア同士で話合いながら作成していた姿が印象的でした。
参加した子どもたちには、一人ひとり顔写真を撮影して、缶バッジにしてプレゼントしています。
上下左右にクルクル。 不思議な写真だね~
自撮り棒を使って、高い場所から撮影すると…「すごい!」
活動結果
【参加者数】
 35名

35名の子どもたちとその保護者の方々に楽しく360度カメラの体験をしていただきました。

リコー・サイエンスキャラバンはこれからも
リコーグループのリソース(製品・技術・人材)を利活用し、科学の楽しさを伝え続けていきます。

【探究型授業支援】馬込第三小学校 6年生

2024-06-21
東京都大田区のリコー本社の目の前には環状七号線(通称:環七)がありますが、この環七を隔てた向かい側に
馬込第三小学校があります。
昔からのご近所さんである“馬込第三小学校”とサイエンスキャラバン隊は、活動発足以降に何度か
夏休みイベント・職場訪問などのプログラムを実施し、子どもたちに科学の楽しさを伝えてきました。
カメラオブ・スキュラで逆像体験をする児童たち(2021年度)
2021年度からは先生と連携して探究型授業を実施しました。
実施したのは、”RICOH THETA”を活用したプログラム”360度カメラとあそぼう!”です。
 
校舎を建て替えるということで、建て替え前の校舎を知る
当時の6年生を対象に各クラスごとの授業で実施しました。
 
探究テーマは”馬三の思い出を残そう!”で各自が思う思い出の場所を360度カメラで撮影し、どうしてこの場所を撮影したのか、どんな思い入れがあるのかなどをグループ単位で発表していただく形で進められました。
授業は対面で実施しましたが、コロナ過ということもあり、2週間後の発表会はオンラインとなりました。
そこにはリコー社員3名が参加して、オンラインで感想や質問などコメントを児童に伝えるという形で実施されました。
校舎の屋上、校庭、校庭にあるジャングルジム、放送室や保健室、体育館、プールなどそれぞれ思い入れのある場所で撮影されたたくさんの写真を理由もあわせて紹介してくれました。
 
中には戦隊ヒーローごっこを実演して、動画撮影したグループ、屋上でボールをパス回ししながら撮影したグループや意外な場所 (環七に面している特徴的なイラストの描かれている外壁)を歩道橋の上から撮影したグループも‥‥。
効果音を付けてみんなで楽しめるようにクイズ形式で発表したりと、それぞれ個性あふれる着眼点で工夫を凝らした写真が発表され素晴らしい発表会となったのを覚えています。
2022年度は、コンビニや学校などにあるコピー機を題材にした“コピー機のひみつをさぐれ~光と色の3原色”を実施。
 
カラーコピーをとるとき、原稿の読み取りとコピーされたものの印刷が、それぞれ光の3原色と色の3原色を活用されていることを学んでいただきました。

児童たちは、たった3色の色を重ねるとたくさんの色ができること、印刷されるものはドット状の点で打たれていることなどを実験を通して学び、満足そうな表情をしていました。
そして、身の回りで利用されている機器はいろいろな原理原則を活用して製造されていることを理解していただきました。
2023年度には新任の校長および教員の先生が異動されてきたこと、そしてちょうど大田区教育委員会様が進める5~6年生を対象とした教科“おおたの未来づくり”が始まったこともあり、この活動への参画をサイエンスキャラバンが要請されました。
 
“おおたの未来づくり”とは企業や団体、実社会とつながり立体的な授業を組み立て子どもたちの「未来を創り出すチカラ」をはぐくむ大田区独自の教科になります。
 
「ものづくり」と「地域創生」の学習があり、今回は地域創生の面で「Well-being」につながる取組ということで再び360度カメラにスポットがあたり、残っている古い校舎を360度カメラで撮影して、ネッ上にアップし、それをOBの方々をはじめとする地域の人々に閲覧していただくという取り組みを検討されたようです。
そして2024年6月21日に6年生4クラス 115人の児童たちを対象として「360度カメラとあそぼう!」を実施しました。
 
デジタルカメラの仕組みの説明から始まり、上下左右が逆にみえるカメラオブスキュラ体験、動物の視野のクイズなど、
楽しいレクチャーの後に360度カメラを体験していただきました。
 
どこの会場や学校でもそうですが、馬込第三小学校の子どもたちも360度の世界を楽しんでいました。
 
先生たちもTHETAに興味を持ってくださり、子どもたちと一緒に撮影体験されていて、終始和やかな雰囲気でした。
今回は“おおたの未来づくり”につなげる授業ということで、各クラスの授業後には担任の先生から児童たちにこのカメラを使って、どのような場所でどのような形で撮影するかしっかり考えて撮影するようにとしっかりと指導。
それを聞いていた子どもたちは緊張した表情・・・・
 
9月に発表されるということでどのような発表になるのか楽しみです。

【イベント出展】青少年のための科学の祭典2024 千葉大会                                       (千葉市科学館)

2024-06-09
     千葉市科学館の入っている複合施設”きぼ~る”


毎年6月上旬に千葉市科学館で開催される

"青少年のための科学の祭典 千葉大会"。

今年は6月8~9日に開催され、こちらの千葉大会への

サイエンスキャラバン出展は今回が節目の10回目でした。

リコーのブースは、これまで複合ビル"きぼーる"1階の

アトリウム内でしたが、今年度は場所を変更し

7階の千葉市科学館の入口すぐのサイエンス広場。

8階に続く階段の下で歪な形でしたが、注目される場所で当日を迎えました。

    笑顔を見せてくれ、スタッフもホッと一安心・・・


初日の8日(土)の午前中は入場者もまばら・・・

あとから聞いた話だと、近隣小中学校の授業参観や

行事の日と重なってしまったとか・・・


最初の参加者は女の子とそのお父さんの2人。
小学校低学年でしょうか、女の子はいやいやながら

参加した様子でしたが、お父さんが360度カメラ

"RICOH THETA"に興味を持ってくれたようです。

その後、参加者も増えはじめ、他のイベント会場と同様に子どもたちやその保護者の方々に360度カメラの仕組みを
紹介し、皆さまに楽しんでいただきました。
リコージャパン千葉支社と”地方創生に係る地域連携協定”を締結している千葉商科大学様からボランティアとして参加した2名の学生もお土産の缶バッジ作成や子どもたちとの交流を楽しんでいたようです。
  360度カメラというフレーズにお父さんも興味津々??
      不思議な360度写真にニンマリ。
  お土産用の缶バッジを作成する千葉商科大学の学生
カメラオブ・スキュラの使い方を教えている千葉商科大学の学生
今回は待ち時間に、リコーグループの活動に興味を持ってもらおうと”沖縄やんばるの森林保全活動”の動画を視聴していただきました。
反応はそれぞれでしたが、興味深く見てくれる子どもや保護者の方々もいらっしゃったので今後もサイエンスキャラバンの活動だけでなく、
リコーグループの取り組んでいる活動について簡単にわかる動画などを紹介していきたいと考えています。
 パーテーションにQRコードを貼付し,手持ちのスマホでも      360度イメージ体験ができるようにしました!


またこのプログラムに参加しない方々にも、自分のスマホで360度イメージ体験できるように世界の名所の写真に紐づいたQRコードをおパーテーションに貼付し紹介しました。
これが好評で、他のブース関係者や科学館の職員も自分のスマホで体験していて、驚きとも感動ともとれる表情をしていました。
それを見てキャラバン隊も思わずニンマリ。
2日目の9日は、日曜日ということもあり、たくさんの子どもたちが来場してくれました。
その中でこんな出来事か…
参加した子どもたちには、終わった後にアンケートをお願いしていますが、ある6年生の女の子が、「私はリコーの活動に興味があり、将来はリコーに入社したい」とうれしいコメントを残してくれたのです。
お世辞だとしても、このようなコメントは社員にとってうれしいものです。
これからもこの活動をがんばろうと思えた出来事でした。
活動結果
  昨年度より多くの子どもたちが参加してくれました!
【参加者数】
 6月8日:29名
 6月9日:39名
   合計:68名

68名の子どもたちとその保護者の方々に楽しくカメラの仕組みを学び、360度カメラの体験をしていただきました。

リコー・サイエンスキャラバンはこれからも
リコーグループのリソース(製品・技術・人材)を
利活用し、科学の楽しさを伝え続けていきます。
運営スタッフ
6月8日の運営スタッフ(RG社員と千葉商科大学の学生さん2名)
6月9日の運営スタッフ(RG社員と千葉商科大学の学生さん2名)
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