リコーの開発拠点テクノロジーセンターがある神奈川県海老名市の大谷中学校で探究授業の支援として”360度カメラとあそぼう！”を実施しました。

こちらの学校で実施することになった経緯は以前、市内の中学校で探究授業支援をさせていただいた先生からの紹介になります。

 

1年生5クラス 159名ということでプログラム実施および発表会はそれぞれ2日間に分けて行われました。

今回のテーマは‘’大谷中学の良さを新1年生に伝えよう‘’です。

入学してから約1年間でそれぞれの生徒が感じた校内の魅力ある場所・楽しい場所などを360度カメラで撮影し、それを紹介・発表するという形で実施されました。

 

【開催日・対象学年】

　大谷中学校1年生   神奈川県海老名市 

　　3/6（月)～3/7（火）　プログラム実施　

　　3/20（月）、3/22（水）　  生徒たちの発表会　

　　　　　　　　　

【実施プログラム】

　　360度カメラとあそぼう！

 

【参加者数】

　　159名

 

1日目の授業ではサイエンスキャラバンのプログラム「360度カメラとあそぼう！」を実施しました。

カメラの基本的な仕組み、動物の視野のクイズや凸レンズで被写体を写した時の逆像体験などで楽しく学習した後、360度カメラに触っていただき、使い方を覚えた後は自由に撮影してもらい、不思議な世界を体験していただきました。

初めて見る360度の世界に驚いた顔や不思議そうな顔をする生徒、アップ・変顔した自分の顔を見て照れくさそうな顔をするなどいくつもの顔が見られました。

 

先生主導のもとで、約2週間の間に各自校内のさまざまな教室の360度写真を撮影するとともに発表資料も作成されたようです。

 

2日目の授業では、プレゼンテーション資料を画面に映し、各教室の360度写真を見せながら、どこが印象に残っているのか、楽しかったか、どういう点で工夫しながら撮影したのかなど思い思いの視点で発表されました。

そこにはキャラバンメンバーを含むリコー社員３名が参加し、発表に対する感想や発表の仕方（ここをこうしたらもっとよくなるのでは…）などアドバイスを伝え、生徒たちと交流を図りました。

はじめての発表だったのか、緊張されていた生徒たちが多く見受けられましたが、お疲れ様でした！

 

授業終了後は、先生方より今後も協働して探究授業を実施していきたいというお言葉をいただきましたのでまた来年度実施できればと思っています。