2022年度
【探究授業支援】戸田市立美谷本小学校 5年生 (埼玉県戸田市)
2023-01-25
先週の特別支援学級”きらきら学級”に続き、今度は小学校5年生に「コピー機の秘密をさぐれ!~光と色の3原色~」のプログラムを実施しました。
身の回りの便利なモノ、今回はコンビニなどに設置されているコピー機について、どのように原稿を読み取り、どのようにコピーを出力しているのかを児童に学んでもらうことで、ものづくりに関わる人々の工夫や努力を理解させ、6年生理科の電気の学習にもつなげていきたいとの想からこちらのプログラムを実施することになりました。
【開催日・対象学年】
1/25(水) 美谷本小学校 5年生 埼玉県戸田市
【実施プログラム】
コピー機の秘密をさぐれ!~光と色の3原色~
【参加者数】
37名
1/25(水) 美谷本小学校 5年生 埼玉県戸田市
【実施プログラム】
コピー機の秘密をさぐれ!~光と色の3原色~
【参加者数】
37名
まず光の3原色「赤」「緑」「青」色をした光についての学習、そして懐中電灯を使っての検証実験です。
3色の光をそれぞれ重ね合わせると何色になるのか、そしてすべての色の光を重ねると何色になるのか…既に色の3原色を知っている児童もいて、少し簡単だったよ…。
光の3原色を利用して読み取られた原稿の色は、コピー機の頭脳というべき集積回路で色の3原色(シアン・マゼンタ・イエロー)に変換されコピー用紙に出力されることを説明すると、児童たちから「へぇ~」の声が聞こえてきました。
そして3色の色を混ぜることでたくさんの色ができること、、、色水を使った実験では量を調節しながら混ぜる児童もいて、思ったとおりの色になったのか、得意気な顔をしていました。
トナーと呼ばれる粉のインクの入ったボトルを振ると、空気を含み粉が増えたかのように見える様子に不思議な顔をしている児童がたくさん。
最後にコピーの色の部分をマイクロスコープで拡大すると、4色の大小の点がいくつも打たれていることがわかると、「おお~っ」と大歓声があちこちから聞こえてきました。
同じように見える原稿とコピーですが、拡大してみると違うという事を知り、ひとつ新しいことを覚えてキラキラした目をしていたように見えました。
こうして2週間にわたった美谷本小学校との授業連携は無事終了。
来年度も市内の学校で実施する予定ですが、どのような児童がいるのか楽しみです。